リバプールFW南野拓実(25)が今季公式戦で初先発出場を果たし、2ゴールをマークして、勝利に貢献した。試合後、ユルゲン・クロップ監督(53)は活躍した南野をグータッチで出迎え、満面の笑みをみせた。指揮官は「正直言って、今夜はタキ(南野)のゲームが大好きでした。非常に優れており、非常に多くの状況に関与していた。彼の資質がどこにあるのか、私たち誰もがますます理解していると思う」と絶賛した。

開始9分にMFシャキリの豪快なFKで先制すると、南野は前半18分、ペナルティーエリア手前から右足ミドルシュートをゴール右上に突き刺し、チームの2点目を挙げた。4-0で迎えた後半開始18秒には、相手GKがはじいてこぼしたボールにゴール右に突っ込み、右足で押し込んでチーム5点目をマーク。クロップ監督は「彼自身が本当の強みを知っているので。ハーフスペースやセンターでプレーする。彼は本当によく見えた」と合格点を出した。

さらに守備の貢献度の高さも挙げ「(ゴール後の)7回のキックオフ後に相手を追い掛けたのはタキだった。彼はこれらすべてのプレッシャーとカウンターのリズムを設定したので、私は今夜、本当にこの試合が好きだった」と褒めちぎっていた。なおリバプールは9月28日の週で予定される4回戦でアーセナルと対戦することが決まった。詳細は後日発表される。