昨季のバイエルン・ミュンヘン優勝から約2カ月が経過し、今季の欧州チャンピオンズリーグが20日に開幕。スペイン紙アスが同日、大会参加32クラブの今夏の移籍市場の補強費と売却費の状況を伝えている。

今夏の補強費合計は15億5422万ユーロ(約1942億7750万円)、売却費合計は11億3083万ユーロ(約1413億5375万円)、差額は4億2339万ユーロ(約52億2375万円)で補強費が売却費を上回っている。

今夏、補強費が最も高いクラブは、ウェルナー、ハフェルツ、チルウェル、ツィエクらを獲得したチェルシーで2億4720万ユーロ(約309億円)。

続いてマンチェスター・シティーが1億6330万ユーロ(約204億1250万円)で2位、バルセロナが1億2400万ユーロ(約155億円)で3位、ユベントスが1億102万ユーロ(約137億7500万円)で4位、インテル・ミラノが9700万ユーロ(約121億2500万円)で5位となっている。

一方、レアル・マドリード、シャフタル・ドネツク、クラブ・ブルージュの3クラブは今夏、補強に1ユーロも費やしていない。

売却費に目を向けると、トップはバルセロナで1億2650万ユーロ(約158億1250万円)。続いてアヤックスが1億100万ユーロ(約126億2500万円)で2位、レアル・マドリードが9850万ユーロ(約123億1250万円)で3位、ユベントスが9650万ユーロ(約120億6250万円)で4位、インテル・ミラノが8510万ユーロ(約106億3750万円)で5位。クラブ・ブルージュだけが売却費0ユーロになっている。(高橋智行通信員)