ザルツブルクのマリ代表MFモハメド・カマラ（21）と同代表FWセク・コイタ（21）が18日、ドーピング規定違反で3カ月の出場停止処分を受けた。

2人は代表活動中に高山病の薬を飲み、昨年11月22日のドーピング検査で、禁止薬物の陽性反応を示していた。

ザルツブルクは、欧州リーグ・ビリャレアル戦の直前に「（2人は）3カ月の出場停止処分となり、これはクラブ、代表すべての試合で今すぐに適用されます。UEFA（欧州連盟）の評決では意図的な使用はなかったと判断されました。ですがルールではいかなる禁止薬物の体内への摂取も認められておらず、これを選手個人に責任があると規定しています」との声明を発表した。

2人はアフリカ・ネーションズ杯予選のために海抜1700メートルのナミビアの首都ウィントフックを訪れ、この時にマリのチーム医師から薬を処方されたという。この医師もマリ協会から職務停止処分を受けた。