レアル・マドリードは8日、スペイン代表DFセルヒオラモス(35)が検査を受け、左足半膜様筋腱炎(けんえん)と診断されたことを、クラブの公式サイトで伝えた。

負傷明けのラモスは5日に行われた欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦チェルシー戦で先発出場した後、9日に行われるセビリア戦に向けた練習に、ここ2日連続で参加できていなかった。クラブは復帰時期を明らかにしていないが、スペイン紙アスはリーグ戦残り4試合に出場できず、今季絶望の可能性があると推測している。

さらにラモスの契約は今年6月30日までで、現時点では契約延長に至っていないため、状況次第でチェルシー戦がラモスのRマドリードでの最後の勇姿になる可能性もある。

ラモスにとって今回の故障は今季6回目。そのため公式戦出場はわずか21試合のみで、4得点1アシストを記録している。(高橋智行通信員)