12日の欧州選手権フィンランド戦で試合中に意識を失って倒れながら、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)などによって一命を取り留めたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29=インテル・ミラノ)が「みんなありがとう。私はあきらめない」などと話したと、イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じた。

代理人が13日に病院で会話し、エリクセンは冗談も飛ばしていたという。デンマークのチーム医師は同MFが「心停止状態にあった」と倒れた時の状況について説明したが、原因究明のためにさらなる検査が必要だという。