【パンプローナ(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードが、アウェーでオサスナ相手に久保建英の得点も飛び出し、2-0で勝利した。

4位Rソシエダードは再び中2日の試合だったため大幅なローテーションを実施。0-0で引き分けた前節ベティス戦から7人変更して4-3-3で臨み、久保、オヤルサバル、セルロート、ブライス・メンデスといった攻撃陣はベンチスタートだった。

前節カディス戦に1-0で勝利し2連勝と勢いに乗る8位オサスナは、来週末開催の国王杯決勝レアル・マドリード戦を視野に入れつつ、Rソシエダード同様に中2日の試合だったため7人を入れ替え、4-2-3-1で戦った。

■前半

拮抗(きっこう)した展開の中、幸先の良いスタートを切ったのはボールをキープしたRソシエダードだった。同6分、シルバのスルーパスを受けたバレネチェアがペナルティーエリア内左サイドからクロスを入れ、そのボールに合わせようとしたカルロス・フェルナンデスが視界に入ってGKセルヒオ・エレーラがキャッチできず、足に当たってオウンゴールになった。

オサスナは失点後、素晴らしいプレスで流れを引き寄せ、クロスを多用して相手ゴールに迫っていく。しかし、キケ・ガルシアが9分にヘディングシュートを放つがGKレミーロの正面を突き、22分の決定機は枠を捉えられなかった。

劣勢だったRソシエダードは30分過ぎにようやく反撃を試みたが、36分にシルバのお膳立てからミケル・メリーノがシュートを打つがセルヒオ・エレーラにキャッチされ、40分にチョーが放ったシュートもファインセーブされ、追加点を奪えなかった。

■後半

1点を追うオサスナは後半開始後、強く出てモイ・ゴメスやキケ・バルハ、アイマールが立て続けにゴールを狙うも、相手の堅固な守備を崩すことができなかった。

その後、オサスナの攻撃をしのぎ、久保を投入して追加点を狙いに行ったRソシエダードは同22分、セルロートのグラウンダーのクロスをオヤルサバルがゴール前で合わせるも、セルヒオ・エレーラにセーブされた。続く同26分、今度はオヤルサバルのパスからセルロートが決定的チャンスを迎えるも、至近距離から放ったシュートはポストにはじき返された。

それ以降、同点を目指すオサスナが激しくプレーしたことで、Rソシエダードは押し込まれたが、久保がその流れを変える素晴らしいパフォーマンスを発揮した。後半37分のコントロールショットは惜しくも枠を外し、同44分に単独でカウンターを仕掛けてペナルティーエリア内に侵入しシュートを打つが、セルヒオ・エレーラにキャッチされた。

その1分後の同45分だった。久保はペナルティーエリア内右サイドでミケル・メリーノのパスを受けると素早く左足でシュートを放ち、マヌ・サンチェスの股下を抜いて今季7点目を記録し、チームの勝利を決定づけた。

Rソシエダードはオウンゴールと久保の得点で見事2-0の勝利を挙げて、アウェー7試合ぶりの勝利を達成。勝ち点を58に伸ばし、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場にまた一歩近づいた。