【サン・セバスチャン(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)がホームのレアル・マドリード戦で2戦連発となるゴールを決めた。これが決勝点となり、チームに勝利をもたらした。
右ウイングに入った久保の得点は後半2分。相手の最終ラインにFWセルロートがプレスをかけ、DFミリトンからGKクルトワへのパスが乱れたところを見逃さなかった。出足鋭く最前線から詰め、クルトワよりも早くボールに触って左足でゴールへ蹴り込んだ。
その後も右サイドからのクロスなどでチャンスを演出。DFナチョの厳しいマークには手を焼いたものの、ここぞの場面で結果を残し、後半29分に交代で退いた。
退場者も出したRマドリードに対して集中力を保ち続けたRソシエダードはその後も攻め続け、40分にはFWバレネチェアが貴重な追加点を決めて試合を決定づけた。MFモドリッチがケガ、FWビニシウスが出場停止、またFWベンゼマを6日のカップ戦決勝に向けて温存したとみられるなど攻撃陣に駒が減った相手をしっかりと封じた。
来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権圏内となる4位につけ、今後もバルセロナ、アトレチコ・マドリードと上位勢との対戦を残す。まずはRマドリードを撃破し、CLへ大きく前進。久保がその立役者になった。

