20日に開幕する女子サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会に出場し、日本代表なでしこジャパンと1次リーグ初戦(22日)で当たるザンビアのブルース・ムワペ監督に性的暴行疑惑が持ち上がっている件について、主将でエースのFWバーブラ・バンダ(23)が「サッカーに集中している」と述べ、コメントを拒否した。

英ガーディアン紙が、ムワペ監督が性的な不適切行為を働いた疑いで捜査を受けていると10日に報じ、選手の1人が「監督が誰かと一緒に寝たいといえば、イエスと言わなければならない」「コーチがチームの選手と一緒に寝るのは普通のこと」と話した、と伝えられていた。

騒動に発展した中でニュージーランド入りしたザンビア代表は12日、ハミルトンで行われた先住民マオリの伝統的な儀式による歓迎式典に出席。ムワペ監督はメディアの取材に応じなかったが、バンダが「私は単なる選手なので答える立場にない。何が起こってもマネジメント側の問題。私の仕事はピッチに立つこと」と話し、日本戦に集中していることをうかがわせた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)