ビリャレアルがここ3年間で莫大(ばくだい)な移籍金収入を得ているとスペイン紙アスが6日に報じた。

ビリャレアルは近年、大成功を収めており、20~21年シーズンに欧州リーグ優勝、21~22年シーズンに欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を達成。そして今季、1年ぶりに欧州CLに復帰する。

このような素晴らしい成績を残しているため、ビリャレアルの選手たちは常に多くのクラブの注目を集めている。これによりビリャレアルはこの3年間で約3億ユーロ(約510億円)もの移籍金収入を得ているが、そのうち3分の2に当たる約2億ユーロ(約340億円)を下部組織出身の選手が占めているとのことだ。

ビリャレアルは選手の育成に関して、スペイン国内で定評のあるクラブの1つであり、下部組織から優れた選手を多く輩出している。その結果、23-24年シーズンはニコラス・ジャクソン(現バイエルン・ミュンヘン)をチェルシーに3800万ユーロ(約64億6000万円)、パウ・トーレスをアストン・ビラに3300万ユーロ(約56億1000万円)、チュクウェゼ(現フラム)をミランに2100万ユーロ(約35億7000万円)、モルラネスをマジョルカに250万ユーロ(約4億2500万円)、イバン・マルティンをジローナに200万ユーロ(約3億4000万円)で移籍させた。

そして昨季はヨルゲンセンをチェルシーに2400万ユーロ(約40億8000万円)、今夏はバエナをアトレチコ・マドリードに4200万ユーロ(約71億4000万円)、ジェレミ・ピノをクリスタル・パレスに3000万ユーロ(約51億円)で売却している(※これらの金額には出来高分が含まれていないため、ビリャレアルが実際に得る移籍金収入はもっと多い)。

ビリャレアルは主力選手を多数放出しながらも、移籍市場で即戦力になる手頃な選手やフリーの選手をうまく見つけ出している。これにより今季も競争力を保ち、スペインリーグ開幕から3試合を終え、3位につけている。(高橋智行通信員)