6月11日に開幕するW杯北中米大会に臨む日本代表の森保一監督(57)が、2度目のW杯へ決意を示した。2日、事前合宿地のメキシコ・モンテレイへ出発を前に、成田空港でセレモニーに参加。保安検査場内で約80人のサポーターに見送られた。1-0で勝利した5月31日のアイスランド戦にクラブ事情のため不参加だったMF鎌田大地(29=クリスタルパレス)も合流し、選手26人が集結。“最高の景色”を見る準備は整った。

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台風6号が徐々に近づく、夜の成田空港。日本代表が帰国後の“フィーバー”を予感させた。史上最強のチームを見送ろうと、保安検査場内ながら約80人のファンが集結。森保監督は「国民の皆さんに我々がW杯で優勝するところを喜んでいただけるよう頑張る」と宣言。笑顔で手を振り、チャーター機に乗り込んだ。

過去のケースでは、期待と結果は比例しない。最少は10年南アフリカ大会の70人。下馬評は低かったが決勝トーナメントに進出し、帰国時は4200人に激増した。14年ブラジル大会は最多700人も、1次リーグ敗退。欧州などから個別に集合した22年カタール大会はドイツ、スペインを撃破し、大会後は650人から拍手を浴びた。今回は搭乗直前のエリアにファンが集った。指揮官は「W杯では共闘と応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

W杯前ラストのアイルランド戦を終え、準備は第2段階に入る。UEFAカンファレンスリーグ決勝に出場したMF鎌田が遅れて合流。ついに26人がそろった。森保監督は決戦へ「いいコンディションを作って本大会に挑む」と意気込む。

モンテレイで気候や時差に体を慣らし、8日にベースキャンプ地の米ナッシュビルへ移動。6月14日(日本時間15日)のオランダ戦へ調整を進める。今大会から出場チームが32から48に増加し試合数も増える。前回は1カ月に満たなかった祭典も、39日間の長丁場となる。決勝は7月19日(同20日)。勝ち進めば、帰国は1カ月半以上、先になる。「チーム一丸となって、タフに粘り強く、最後まで勇敢に戦い抜く姿をお見せする」。目指すは頂点。新しい景色へ、日本が嵐を巻き起こす。【飯岡大暉】