【ナッシュビル(米国)23日(日本時間24日)】日本代表がW杯1次リーグ首位突破へ意思統一した。この日の練習前、ミーティングで森保一監督(57)が全員に共有。1位か2位なら決勝トーナメント1回戦でC組のブラジル、モロッコと激突で、3位通過ならI組首位フランスが濃厚とされる。強豪との対戦が控える中、迫る第3戦のスウェーデン戦(25日、ダラス)での勝利を目指す。
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森保ジャパンの信念は大舞台でも揺るがない。「目の前の試合に全力を尽くす」のコンセプトを試合2日前のミーティングで森保監督が再確認。引き分けでも2位突破以上が決まるスウェーデン戦を前に「勝って1位突破を決める」と言い切ったという。
状況は複雑だ。F組2位の日本は、同じ勝ち点で首位のオランダと得失点差で順位を争う。最終節でオランダは最下位のチュニジアと対戦。日本が首位通過するには、実力国の3位スウェーデンに大量得点差で勝つことが求められる。
決勝トーナメント1回戦では、C組のブラジルかモロッコとの激突が濃厚。3位通過ならフランスとの対戦の可能性が高く、その他ドイツ、米国、メキシコといった国と相まみえる可能性もある。最終節前に、何を望むかが頭にちらついてもおかしくない。
それでも無意味な皮算用はしない。チュニジア戦後に森保監督は「次の試合に関して、まず勝つということが大きな目標かなと思っています」と明言。「その上で得点をより多く重ねることができれば、それはそれでチームとしてはより自信になっていく」と勝ち点3の重要性を説いていた。足元を見つめ、これまで通り「1戦1戦」の意識で立ち向かう。
MF伊東が指揮官の言葉を明かす。「最初から大量得点を狙うのではなくて、最初から自分たちのやれることをやって、なおかつ、いい守備からいい攻撃ができれば、おのずと勝ち点につながっていく」。5大会目となるDF長友も「相手がどうこうで調整するというより、自分たちの今まで積み上げてきたサッカーで勝利して勢いをもって決勝トーナメントに行くという感じですかね。1位突破したい気持ちは強くあります」と言った。
相手は関係ない。どこが来てもスタイルを貫く。一発勝負の決勝トーナメントの前に、まずはスウェーデン戦に向けて凡事を徹底する。【佐藤成】


