【ニューヨーク=佐藤隆志】24年ぶりの優勝を狙ったブラジル(FIFAランキング6位)が、ノルウェー(同31位)の怪物の前に散った。
FWアーリング・ハーランド(25=マンチェスターC)に2発を浴び、後半アデショナルタイムにFWネイマール(サントス)のPKで1点を返したが及ばなかった。
前半14分、PKという絶好の先制機を迎えたが、MFギマランイス(ニューカッスル)のシュートはGKニラン(セビリア)のビッグセーブに阻まれたことが響いた。
カルロ・アンチェロッティ監督は会見でキッカーについて問われると「ベストキッカーはネイマールとラフィーニャだが、その後にブルーノ(ギマランイス)、マルチネリがいる。だからピッチ上にいた中で一番の感覚のいいブルーノに蹴らせることを選択した」。そこに後悔する様子は微塵もなかった。
ノルウェーの守護神ニランには90分を通して決定機を阻まれ続けた。チャンスを作りながらも得点を奪えなかったことにより、ハーランドの2ゴールを受けることとなった。
「我々は好機を多く作ったが、不運だがいつもうまくいくものではない。努力はしたが負けたら価値はないと思う。ただ敗北を受け入れるしかない」と悔しさをかみ殺すように話した。
イタリア人指揮官は2030年まで契約がある。「我々の仕事は続いていく。チームを改良しながら、新しいアイデアを探しながらトライしていきたい」。王国再建の道のりはまだ時間がかかりそうだ。


