【ニューヨーク=佐藤隆志】ノルウェー(FIFAランキング31位)の怪物FWアーリング・ハーランド(25=マンチェスターC)が、歴史的2ゴールでブラジル(同6位)を撃破した。後半34分、MFシュルデルップ(ベンフィカ)が左からクロスボールを送ると、ゴール前で待ち構えたハーランドが打点の高いヘディングシュートを決めた。
さらに後半45分にはまたシュルデルップのパスを受けたハーランドが左足の強烈なミドルシュートを打ち込んだ。
後半アディショナルタイムにネイマールにPKから1点を返されたが、エースの2得点が勝負を決めた。
殊勲のハーランドは「もしかしたら、これはノルウェーの歴史に名を刻むことになるかもしれない。みんな楽しむだけでいい。今日は本当にクレージーな日だ。ノルウェーの歴史の中でも最もクレージーな日の1つだ。ただ(勝利の)喜び受けとめて、この瞬間を楽しんでほしい」と勝利の余韻に浸った。
試合後は自ら太鼓をたたいて音頭を取り、チームとスタンドのサポーターと「バイキング・ロー」のパフォーマンスを披露。これはバイキングの船こぎをイメージしたもので、息の合った動きと声かけで歴史的勝利を祝った。
ハーランドは今大会7点目でメッシ(アルゼンチン)、エムバペ(フランス)に並びトップ。代表戦14試合連続ゴール。さらに国際Aマッチ通算で54試合62得点と怪物ぶりを遺憾なく発揮した。
11日の準々決勝でイングランド-メキシコの勝者と対戦する。


