国際サッカー連盟(FIFA)は5日、米国代表FWフォラリン・バログン(25=モナコ)に対する1試合出場停止の処分に1年間の執行猶予を付けると発表した。6日(日本時間7日)に行われるベルギーとの決勝トーナメント2回戦に出場可能となる。
今大会3ゴールを決めているバログンは同1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、スパイクの裏が相手選手の足首に入り退場処分を受けた。規律委員会によって1試合の出場停止処分が科されていた。
ロイター通信は、トランプ米大統領が処分の見直しをFIFAのインファンティノ会長に電話で要請したと報じている。トランプ大統領は自身のSNSに「正しい判断を下したFIFAに感謝する」と投稿した。
この異例の決定に、ベルギー・サッカー協会(RBFA)は「非常に驚いている」と声明を出し、「参加するすべてのチームの正当な権利を保護し、このFIFAワールドカップ北中米大会期間中および将来の大会において、スポーツにおけるフェアプレーの基本原則を守るため、RBFAはあらゆる選択肢を検討している」とした。
1962年チリ大会では、ブラジル代表FWガリンシャが準決勝のチリ戦で退場処分を受け、決勝のチェコスロバキア戦は出場停止となるはずだったが、ブラジル側の働きかけにより出場が認められ、優勝に大きく貢献した例がある。


