【ニューヨーク=佐藤隆志】ノルウェー(FIFAランキング31位)が、ブラジル(同6位)を撃破した。

再三のピンチにGKエルヤン・ニラン(35=セビリア)が立ちふさがり、アーリング・ハーランド(25=マンチェスターC)が後半34分に頭で、同45分に強烈な左足のミドルシュートを突き刺した。

98年ワールドカップ(W杯)の1次リーグでも2-1の勝利を収めており、親善試合も含めてこれで5戦して3勝2分けと負けなし。

98年W杯時は選手として、今回は監督として28年ぶりのW杯に戻ってきたソルバッケン監督は喜びをかみしめた。

「ノルウェー国民なら誰でも今夜を楽しめると思う。本当にスリリングな試合だった。どちらに転んでもおかしくなかった」

堅実な守備と司令塔のウーデゴール(アーセナル)を軸としたポゼッションで攻撃を組み立てた。そしてチャンスが来るのを待ち、終盤の2点につなげた。

「全体的には私たちの勝ちだったし、それを誇りに思うべきだ。なぜ私たちの勝ちだったのか? 私たちのプレーはマンチェスターC対Rマドリードのようなものだ。彼らは守備を固めてカウンターアタックに頼るので、彼らを消耗させなければならなかった。なぜならそれが我々の得意なことであり、それをうまくやったと思う」

決勝トーナメント1回戦でコートジボワールを下した後、ロッカールームで「待ってろアンチェロッティ、次はお前を倒してやる」と気勢を上げたことが、挑発だと批判を受けた。試合前日の公式会見で挑発を否定し、「世界で最も優れた監督だ」と尊敬の念を強調していた。

終わってみれば、ブラジル強しの下馬評を覆し、史上初の8強入りを果たした。

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