【ニューヨーク5日(日本時間6日)=佐藤隆志】ノルウェー(FIFAランキング31位)の怪物FWアーリング・ハーランド(25=マンチェスターC)が、王国ブラジル(同6位)をのみ込んだ。後半34分に頭で均衡を破ると、同45分と左足のミドルシュートを決めて2-1と勝利。チームを8強に導くとともに今大会7得点で首位のメッシ、エムバペに並んだ。
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ハーランドは父のアルフ・インゲ・ハーランド氏(53)に続き、父子2代でブラジルを破った。ノッティンガム・フォレスト、リーズ、マンチェスターCなどでDF、MFでプレーした父は、97年5月30日の親善試合に先発出場し、後半に交代した選手が現監督のソルバッケンだった。試合は4-2で勝利している。なお94年W杯米国大会にはメンバー入りしたが、98年W杯フランス大会の1次リーグでブラジルを2-1と破った時はいなかった。
今回のW杯では、ハーランドが得点するたびに会場で歓喜する姿が映し出されるなど、父子は至福の時を過ごしている。ちなみに母は元陸上の七種競技の選手。ユニホームの背中に入る「Braut(ブラウト)」は、母の姓に由来したミドルネームだ。なおノルウェーは対ブラジルは5戦して3勝2分け。意外なブラジルキラーとなっている。
◆アーリング・ハーランド 2000年7月21日、英国リーズ生まれ。ノルウェーのプリン育ち。元ノルウェー代表の父と陸上選手だった母を持ち、幼い頃から優れた身体能力を示して各年代別代表で活躍。19年のU-20(20歳以下)W杯では1試合9得点の離れ業をやってのけた。モルデ(ノルウェー)、ザルツブルク(オーストリア)を経て19歳でドルトムント(ドイツ)に移籍し、公式戦通算89試合86得点。22年5月にマンチェスター・シティー(イングランド)入り。プレミアリーグ得点王3度。公式戦通算198試合162得点。ノルウェー代表では国際Aマッチ通算54試合62得点。195センチ、94キロ。利き足は左。


