サッカーFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会1次リーグ敗退で揺れる韓国では、日本の森保一監督(57)を見習うべきとの見方が高まっているようだ。

韓国メディア「スポーツ朝鮮」は6日、今後の韓国代表のチーム作りに関する記事を配信。自国と日本の相違点について分析した。

韓国では24年から率いてきた洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が1次リーグ敗退決定翌日に辞任。森保監督と対比するように「明暗がくっきりと分かれた2つの顔」と描写した。同メディアは決勝トーナメント初戦でブラジルに1-2で敗れた日本について「大会前に威勢よく掲げていた優勝には遠く及ばなかったが、誰1人としてこれを失敗と呼ぶ者はいない」と説明。さらに19年アジアカップ決勝でカタールに1-3で敗れた過去に触れた上で「限界論に直面し、更迭論も耐えなかった」としつつ、「森保監督は強い意志でチームを率い、最終的に成果を残した」と評価した。

続けて「森保ジャパンの成功は、多くのことを示唆している」と切り出し、現役時代に主立った国際舞台での活躍がなくても、Jリーグなどでの実績が評価されて就任に至った過程などを踏まえ「参考にすべき点が数多くある」と記した。

6日には朴智星(パク・チソン)氏が共同委員長を務める「Kサッカー革新委員会」が正式発足。この改革に期待を寄せ「『韓国版・森保』『第2のイ・ジョンヒョ』が誕生するかどうかも分かれることになるだろう」とした。

韓国は1次リーグA組で1勝2敗(勝ち点3)と苦戦。抽選時は突破有力との見方から「蜂蜜組」と形容していたが、組3位にとどまり、2大会ぶりに決勝トーナメントへ進めず。李明在大統領がXで「能力よりも身内びいきを重視して無能な人を指揮官に選べば結果は火を見るより明らか」などと批判する異例事態に発展し、この日は大韓サッカー協会会長の鄭夢奎(チョン・モンギュ)氏が辞任を表明した。