スペイン代表のデラフエンテ監督(65)がベルギー戦の前日、「現時点で我々にとってフランスは存在しないと断言できる」と目の前の試合に集中していることを強調した。
スペインは10日(日本時間11日)にロサンゼルススタジアムで行われるワールドカップ(W杯)北中米大会の準々決勝でベルギーと対戦する。この前日、デラフエンテ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
指揮官はまず、ベルギー戦のスタメンがすでに決まっているかという質問に対して、「先発メンバーを決めるのは監督にとって最も難しい仕事だ。しかし、それは1試合だけで判断するものではないし、全ての選手が同じ特徴を備えているわけではない。対戦相手をよく分析した上でスタメンを決定する。いずれにせよ、メンバー変更があった場合、それは誰かを罰するためではない。次の試合に向け、他の選手の方がうまくフィットする可能性があるからだ」と説明した。
準々決勝でモロッコに快勝したフランスについては「試合は見た。しっかりと勝利し、素晴らしいポテンシャルを示していた」と言及。
続いて、ベルギー戦に向けてナーバスになっているかを聞かれると、「自信は試合を重ねるごとに築かれていくものだ。それは成長と言える。明日の試合はこれまでと違う展開になるだろう。ベルギーの選手たちは全員がトップリーグでプレーしていて、タイトル獲得に慣れている。非常に難しい試合になるはずだ」と返答した。
選手たちがベルギー戦よりもフランス戦を意識しているかという問いに対しては、「ベルギー戦を突破するまで、それはないと断言できる。サッカーファンとしてフランスについて話すことはあるかもしれないが、現時点で我々にとってフランスは存在しないと断言できる」と力説した。
デラフエンテ監督はまた、世界最高のGKの一人であるクルトワ(レアル・マドリード)との対戦について、「GKは極めて重要なポジションだ。優れたチームはそこから構築されていく。ウナイ・シモン、ダビド・ラヤ、ジョアン・ガルシアはそのポジションで求められる全ての資質をチームにもたらせてくれる。両チームとも世界最高のGKを擁している」とここまでの全5試合全てを無失点に抑えているGKに自信をうかがわせた。(高橋智行通信員)


