史上3チーム目の連覇を目指すアルゼンチン(FIFAランキング1位)がイングランド(同4位)に2-1で逆転勝ちし、2大会連続で決勝に進出した。FWメッシが2アシストをマークした。19日(日本時間20日)の決勝でスペイン(同2位)と対戦する。
前半20分過ぎの飲水タイムまでお互いにシュートはなし。中盤の球際の争いが激しく、乱闘寸前となる場面もあった。メッシは中盤まで下がって攻撃の組み立てにかかわり、後半38分に敵陣中央でドリブル突破を試みたが、FWケインを含めイングランド選手4人に囲まれてファウルで止められた。
後半10分には先制を許したものの、後半40分からメッシが2アシストで逆転。MFエンソ・フェルナンデス、FWラウタロ・マルチネスがゴールを決めた。
21年ぶりの対戦を制した。多くの因縁があった中、両チームの直近の対戦は2005年11月。ジュネーブで行われた国際親善試合で、イングランドがFWオーウェンの終盤の2ゴールなどで3-2で競り勝った。
アルゼンチンのFWメッシは18歳で代表デビューを果たした同年8月のハンガリー戦で退場処分を受け、この一戦には出場できなかった。長い代表キャリアでイングランドとは初対戦。準々決勝でスイスを退けた後に「彼らは強豪なので特別な一戦になる」と話していた。
前回の2022年大会は「最後のW杯」と公言して臨み、悲願の優勝を果たした。39歳となった今大会は初戦の最年長ハットトリックを皮切りに、決勝トーナメント2回戦まで全試合で得点。スイスとの準々決勝はノーゴールでW杯での連続得点記録は9試合で止まったものの、先制点をアシストするなどして貢献した。
W杯で2連覇を達成したのは1934、38年のイタリアと58、62年のブラジルのみ。希代の名手は「このチームは歴史をつくり続け、さらなる高みを追い求める」と、貪欲に史上3チーム目の連覇を狙う。


