男子400メートルリレーで日本が世界選手権初の銅メダルを獲得した。

 1走の多田修平(21)は100メートル日本記録10秒00を持つ伊東監督からの金言を胸に走った。決勝前に「カーブのイメージでなく、直線のイメージを作れ」と声をかけられた。曲走路は経験が少なかったが、これで苦手意識が払拭(ふっしょく)され「スタートも決まって、加速もスムーズだった。銀メダルを取った次の年なので、すごいプレッシャーもあったが、いい緊張感にもつながった」と話した。