第96回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の監督会見が10日、東京・恵比寿で行われ、出場21チームのエントリー選手(各16人以内)も発表された。

2連覇を狙う東海大は、2018年ジャカルタ・アジア大会男子1500メートル代表で、10月の出雲駅伝、11月の全日本を故障で欠場した館沢亨次主将が戻ってきた。鬼塚翔太、阪口竜平(以上4年)らも名を連ねる一方で、有力選手の関颯人(4年)と中島怜利(4年)は外れた。

王座奪回を狙う青山学院大は、鈴木塁人、中村友哉、谷野航平、吉田祐也(以上4年)に、エースの吉田圭太(3年)も名を連ねた。一方で過去の大会で活躍した主力の竹石尚人(4年)が外れた。

東洋大は、11月の全日本大学駅伝3区で驚異的な走りを披露した相沢晃のほか、今西駿介、定方駿(以上4年)ら有力選手が入っている。

駒沢大は、中村大成と中村大聖(以上4年)の「ナカムラタイセイ」コンビに、スーパー1年生の田沢廉もエントリーされた。

10月の出雲駅伝で初優勝した国学院大は、出雲のアンカーでヒーローになった土方英和(4年)や、浦野雄平(4年)が順当に入った。