旭化成が3時間51分31秒の大会新記録で3連覇を果たした。

期待のルーキー相沢晃(23)が3区(10・9キロ)で30分39秒の区間新記録を樹立した。東洋大4年生だった今年の箱根駅伝は「花の2区」で区間記録を塗り替えた。他にも出雲駅伝3区、全日本大学駅伝3区の区間新を持つ逸材は、実業団にステージが変わっても強かった。

三菱重工は3時間53分8秒の2位で、5区(13・0キロ)を走ったエース井上大仁(27)は37分50秒の区間2位だった。

旭化成、三菱重工、トヨタ自動車九州、九電工、黒崎播磨、安川電機、ひらまつ病院、戸上電機製作所の8チームが来年1月1日の全日本実業団対抗駅伝の出場権を獲得。旭化成は5年連続26度目の優勝を目指す。