紀平梨花

フィギュアスケートGPファイナルを制し、金メダルを首に日の丸を背に笑顔の紀平梨花。手前は2位のザギトワ
フィギュアスケートGPファイナルを制し、金メダルを首に日の丸を背に笑顔の紀平梨花。手前は2位のザギトワ

紀平梨花――突如現れたスーパースター。2015年全日本ノービスで3回転5種7本を成功させて優勝、16年ジュニアGPでトリプルアクセルを成功させ、伊藤みどり、浅田真央らに続いて女子世界7人目と認定された。17年全日本ジュニアで優勝、シニアに交じっても宮原知子、坂本花織に次いで3位と、その名と演技力はとどろいていた。そしてシニア1年目。NHK杯を大逆転で制しGPファイナルへ。世界のメディアが女王ザギトワを倒すのは紀平と報じていた。ともに16歳、評判通り女王を破り初出場Vの偉業を成し遂げた。だが今ロシアの若手は4回転を決めている。夢は22年北京五輪優勝。実現に向け、4回転にも挑んでいる。(^o^)

<フィギュアスケート・2018年12月10日掲載>