フィギュアスケート・ペアでミラノ・コルティナ五輪金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来さん(24)木原龍一さん(34)組が14日、8月23日の婚約発表後で初めて公の場に姿を見せた。都内で化粧品大手の資生堂のメディア発表会に出席。婚約に関する言及はなく、指輪も身につけていなかったが、生涯をともにする覚悟が言動の節々ににじんだ。
10年後の自分宛てに手紙を読み上げるコーナー。三浦さんが「10年後もみんなで笑顔あふれる日々を過ごせていますように」と願うと、木原さんは「りくりゅうとして10年、20年、30年、40年、50年、60年、素敵に年を重ねていきたい」と思い描いた。明るい未来へ想像を巡らせ、顔を見合わせてほほ笑んだ。
あうんの呼吸も光った。2人が登場する同社の宣伝ムービー。三浦さんが2人で手をつないで滑りだすシーンをお気に入りに挙げると、木原さんも同調した。「孤独を感じそうになった時、必ず隣にパートナーの璃来ちゃんがいてくれた。僕たちが新しいスタートに向かっていく後ろ姿にも見えた」。自然と一致した好みの場面。木原さんは「似ているんでしょうね」と照れ笑いした。
互いを思う心は、さりげない行動にも表れる。会の冒頭で木原さんが三浦さんを持ち上げるリフトを披露した直後。ステージから降壇する際、木原さんは先に階段を下り、さっと三浦さんに右手を差し出した。これからもそうやって手を取り、支え合う。何年経っても、何歳になっても、2人は「りくりゅう」として生きていく。【藤塚大輔】


