前年度総合優勝のアルカス熊谷が、決勝で日体大に31-17で勝ち、優勝した。

 リオデジャネイロ五輪の女子日本代表でも主力として活躍が期待される中村知春(27)や桑井亜乃(26)らは欠場したものの、1次リーグ3試合と順位決定トーナメント準々決勝、準決勝まで、すべて完封勝ちするなど圧倒。同じく代表候補の竹内亜弥主将(29)は「私たちは日本代表でやっている戦術を落とし込んでいるので、負けたら代表を否定されてしまう」と重圧もはねのけて結果に安堵(あんど)の表情だった。決勝の終了間際には、同時に2人がシンビン(一時的退場)となっても、5人で守りきり「さすがに、ちょっとドキドキしちゃいました」と苦笑いだった。

 保土ケ谷大会は準優勝に日体大、3位に追手門学院大、4位に東京フェニックスとなった。シリーズは第4戦まで行われ、合計ポイントで総合優勝が決定する。