来春からバレーボール男子の日本代表監督に就任する中垣内祐一氏(49=プレミアリーグ堺部長)が11日、堺市内で報道陣の取材に応じた。

 9日に広島県内で人身事故を起こし、中垣内氏にはねられた警備員の男性(41)は重傷を負って、広島市内の病院に入院中。「被害に遭われた方の1日も早い回復を祈るばかりです。誠心誠意の対応をさせていただきたい。今後の自分のことは考えるに至っていない」と頭を下げた。

 中垣内氏は島根・浜田市内に住む堺の内定選手の家族へあいさつを行うため、9日の午後1時前に堺市内を出発。社用車を1人で運転していた。事故は午後3時40分ごろに広島・庄原市内の中国自動車道下り線で発生。詳細や原因については「警察で捜査中なのでコメントできない」と繰り返したが「(待ち合わせ)時間に急いでいたとかではない」とした。

 前日10日に現場検証などを終えると、夕方には日本協会に電話連絡。協会側からは日本代表監督についての話はなく、被害者への誠意ある対応と、警察の捜査協力を求められたという。過去に女性問題などにも揺れた中垣内氏は「女性問題は代表監督に関係ないと考えるけれど、今回の事故は指導者にあるまじき行動であったと考えます。被害者への対応を第一に考えたい」と思いを語った。