日本ラグビー協会は18日、都内で理事会を開き、来季以降の日本選手権の大学チーム出場枠をなくすことを正式決定した。スーパーラグビーに日本チームのサンウルブズが参戦するなど、年間の試合数が増えている状況を考慮し、トップリーグ(TL)、日本選手権の開催方式について検討していた。来季以降、TLは16チームが変則的なリーグ戦で12月末までに各チーム13試合を戦い、上位4チームによる決勝トーナメントを兼ねた日本選手権は1月に行われる。優勝チームは両タイトルを獲得する。下位チームの順位決定トーナメントも実施する。

 また、全ての日本代表の強化に携わるゼネラルマネジャー(GM)職を廃止し、代表GMを務めた岩渕健輔氏が15人制女子代表の強化委員長に就任するなどの人事を承認した。15人制男子代表は強化責任者だった薫田真広氏、7人制男女代表はセブンズディレクターだった本城和彦氏が、それぞれ強化委員長として就任する。