神戸市は7日、20年東京パラリンピックにおいて、オーストラリアが市内で事前合宿を実施することに合意したと発表した。

 同市は東京五輪・パラリンピックにおけるオーストラリアの「ホストタウン」に登録されており、同国パラリンピック委員会との独占交渉を行っていた。

 今回合意に至ったことで、オーストラリアパラリンピックチーム団長のケイト・マクローリン氏らが来神し、11日には市役所で協定書締結式を行う。事前合宿予定期間は20年8月3日~24日の最長22日間。アーチェリー、ボッチャなど最大12競技が、市内の「しあわせの村」や「王子スポーツセンター」などの施設で練習を予定する。オーストラリアは16年リオデジャネイロ・パラリンピックで金22個、銀30個、銅29個と計81個のメダルを獲得した。