フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯に出場する女子の日本勢3選手が3日、同日のショートプログラム(SP)に向けて北京の本番リンクで30分間の公式練習を行った。

 前週のスケートカナダに続いて連戦となる本田真凜(16=大阪・関大高)は黄色の衣装を初披露。「ザ・ギビング」の曲をかけての練習では、ダブルアクセル(2回転半)が空中で抜けたものの、3回転ループを決めた。ダブルアクセルは練習時間内で繰り返し練習し、充実した表情でリンクを後にした。

 今季のGP初戦となる三原舞依(18=シスメックス)は「リベルタンゴ」をかけての通し練習で、最初の連続3回転ジャンプが単発になった。それでもダブルアクセル、3回転フリップを確実に決めた。

 GPシリーズ第1戦ロシア杯で3位に入り、GPファイナル出場を目指す樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)は「ジプシーの踊り」の曲を流した練習で冒頭のダブルアクセルが乱れた。その後はルッツ-トーループの連続3回転ジャンプなどを決めた。

 女子SPは日本時間の3日午後6時10分から始まる。