ショートプログラム(SP)6位の本田真凜はフリー5位の131・42点で、合計198・32点となり5位に入った。

 連続3回転ジャンプの1本目が2回転フリップになるミスがあったが、「落ち着いて、どうやったらミスを最低限に抑えられるかなって考えた」。終盤に3回転フリップを盛り込むなど最後まで集中力を保った。

 GP2戦ともに5位に終わり、GPファイナル出場はならなかったが「ジュニアの時と違ってトップの選手のみなさんと比べると欠けているところがたくさんあるなって思った」と大きな収穫を得た。

 足りない部分を問われると「ほとんど全部」。女子2枠の五輪代表をかけた1カ月半後の全日本選手権に向け、「安定した演技や、SPとフリーでの表現の使い分けなどがまだまだ出来ていないので、今の自分の演技は半分ぐらい。全日本までに頑張りたい」と成長を誓った。