ジュニア女子は15歳の紀平梨花(関大KFSC)が優勝した。

 この日のフリーで、2005年に15歳だった浅田真央が女子で世界初だった「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)2本成功」の快挙を成し遂げた。

 冒頭に3回転半-3回転トーループの超高難度の連続技を決めた後、単発の3回転半をきれいに着氷した。フリーは131・92点、合計195・20点の高得点で優勝した紀平は「トリプルアクセルは感覚的に良かったので、本番できちんと2つとも決められてうれしい」と笑みを浮かべた。

 昨季に大技を国際大会で決めて注目された新星は「自信につながる。これからも2本ずっと続けられるように練習を頑張りたい」と意気込んだ。

 女子SPで昨季世界ジュニア選手権3位の坂本花織(シスメックス)が67・58点で首位。ジュニア男子は須本光希(大阪・浪速高)が合計193・45点で制した。