王者関学大が関大を下し、2連覇に王手をかけた。

 前半は拮抗(きっこう)する展開となったが、13-7の第2クオーター(Q)12分に関学大DB小椋拓海(4年)が100ヤードのFGリターンTDを決めて流れを引き寄せた。後半にも3TDを追加し、逃げ切った。

 関大は、第4Q5分32秒にWR中村聡吾(4年)が100ヤードキックオフリターンTDを決めて反撃したが、及ばなかった。

 全勝を守った関学大のOL井若大知主将(4年)は「ミスが多かった。内容は全然ダメだけど、勝てたことは良かった」と振り返った。

 3勝3敗となった関大のDL岡田勝行主将(4年)は「1年間勝つためにやってきて、自信もあったけれど、前半の最後にTDを決められてリズムが崩れてしまった」と肩を落とした。

 最終節で、関大が18日に龍谷大と、関学大は19日に全勝対決となる立命大と対戦する。