来年度に予定される日本版NCAA創設へ向けて、日体大は12月2日午後1時から、東京・世田谷キャンパス記念講堂でアスレティックデパートメント・シンポジウム『日本版NCAAの可能性~大学スポーツの潜在能力~』(日刊スポーツ新聞社など後援)を開催する。

 元文部科学大臣の馳浩衆議院議員の基調講演をはじめ、帝京大ラグビー部監督の岩出雅之氏、アーチェリー五輪銀メダリストで日体大教授の山本博氏ら大学スポーツの最前線で活躍する関係者が一堂に会し、『大学スポーツによる地域振興が日本版NCAAにいかに貢献するか?』と『日本版NCAA創設に向けた現状と課題』の2部構成で、日本版NCAAへの取り組みや課題、方向性などについて議論する。

 日体大はスポーツ庁が9月に発表した「大学スポーツ振興の推進事業」の8大学に選定されている。「日体大がロールモデルとしての役割を担えるように活動していきたい。また大学関係者や専門家だけではなく、日本版NCAAが地域貢献にもプラスになるように地域の皆さんも招いて、積極的に連係し、発信していきたい」と、山本博アスレティックデパートメント長は抱負を語った。

 シンポジウムには世界の舞台活躍する日体大のアスリートも参加予定。参加希望者は当日会場まで直接お越し下さい。