高梨沙羅(クラレ)は137メートル、136メートルの合計275・8点で3位となり、今季初めて表彰台に立った。ジャンプの男女を通じて歴代単独最多の54勝目は持ち越しとなった。

 カタリナ・アルトハウス(ドイツ)が138・5メートル、139・5メートルの308・2点で第2戦に続いて今季2勝目を挙げ、通算3勝とした。伊藤有希(土屋ホーム)は122・5メートル、127・5メートルの249・4点で5位だった。勢藤優花(北海道ハイテクAC)は19位、岩渕香里(北野建設)は26位。今大会は個人総合上位30位までの選手が出場した。

 ◆高梨沙羅の話 1回目は(踏み切りの)タイミングを外してしまった。自分のジャンプを見失わないことが一番大事だと思うので、気持ちを強く持って、この壁を乗り越えていけるよう練習したい。