体調不良で17、18日にベラルーシのミンスクで開催されるワールドカップ最終戦を欠場する、平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)スピードスケート女子500メートル金、1000メートル銀メダルの小平奈緒(31=相沢病院)が11日夜、ツイッターを更新し「ようやく外出できるようになりました」と、回復傾向にあることを報告した。

 「今日は、大学時代からお世話になっている美容室へ。大好きなゆずを大合唱してくれたり、涙を流して喜んでくれる姿が嬉しかったです。まだ鼻声ですが来週から少しずつ感謝を伝えたい人に逢いに行きます」(原文のまま)

 小平は3、4日に中国の長春で行われた世界スプリント選手権で総合2連覇を目指したが、疲労の蓄積によりコンディションを崩して途中棄権。8日に日本スケート連盟がワールドカップ最終戦の欠場を発表し、小平自身も9日、ツイッターで「大分回復してきましたが、W杯最終戦出場を辞退することにいたしました」と欠場を報告していた。

 11日のツイートでは、行きつけの美容室の関係者とみられる人々と笑顔で撮影した集合写真などもアップした。