ピョンチャンオリンピック(平昌冬季五輪)個人ノーマルヒル銀メダルで、既に個人総合優勝を決めていた渡部暁斗(北野建設)が前日に続いて逆転勝ちし、今季8勝目、通算17勝目を挙げた。

 2回の前半飛躍(ヒルサイズ=HS106メートル)で97メートル、102・5メートルの250・3点で2位につけ、後半距離(15キロ)で飛躍トップのヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)との9秒差を逆転した。渡部善斗(北野建設)が12位、山元豪(ダイチ)が24位だった。

 通常は飛躍1回、距離10キロで争うが、個人総合上位30人による最終戦は飛躍2回、距離15キロで実施された。