平成29年度JOCスポーツ表彰式が8日、都内で行われ、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)スピードスケート女子で3種目のメダルを獲得した高木美帆(24=日体大助手)は年度特別優秀賞に輝いた。高木美は「名誉ある賞で光栄。身が引き締まる思いを強く感じています」と語った。

 志しは変わらず高い。昨季は五輪の活躍だけでなく、500、1500、3000、5000メートルの4種目総合で争う世界選手権も日本勢で初めて総合優勝を果たした。「オールラウンダーの道をもう1つ上げていきたい。もっと最強のスケーターになりたい」と話した。

 世界選手権の連覇に向けては、専門外である5000メートルで上位に進むことがカギと捉える。「全体的に1つ1つの種目で速くなって、強くなっていきたい。すべて取り組んでいきたい」と強い決意をにじませた。