日本大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、関東学生連盟の1部リーグに所属している各大学の監督たちが8日、日大のチーム改革案などを審査するために今後立ち上げる検証委員会に第三者を入れることを要望した。関東学連の森本啓司専務理事が明らかにした。

 関東学連は、日大を2018年度シーズン終了まで公式試合の出場資格停止とした。処分解除には、日大が問題の原因を究明して再発防止策などをまとめたチーム改善報告書を検証委が確認し、理事会が承認する必要がある。

 同日、東京都内で関東学連と監督たちが懇親。この問題を調査した規律委員会の委員長も務めた森本専務理事は、検証委に「第三者は入れたい気持ちはある。規律委員会のメンバーも入れていただければ」と述べた。