バスケットボールBリーグのレバンガ北海道は17日、稚内市総合体育館で横浜ビー・コルセアーズと2日連続で練習試合を行い、66-85で敗れた。稚内2連戦は1勝1敗。この日は第2Qは8点、第4Qも13点と波があり、ジョゼ・ネト監督(57)は「横浜が40分コンスタントにプレーしたのに対し、我々はアップダウンが激しかった」と話した。

収穫は昨季B2所属だった新加入の2人。プレッシャーディフェンスからの速攻が持ち味の山本柊輔(24、前山形ワイヴァンズ)は「点を取れる選手と(動きを)合わせられた部分もあり、手応えはあった」とした上で「(連係を深め)引き出しをもっと増やしていきたい」と口にした。

合流1週間で実戦に臨んだ溝口秀人(31、前仙台89ERS)は、この日、3点シュートを含む7得点。「(シュートを)打てるチャンスを増やしていかないと」と課題を掲げたが、前日も放ったシュートを全て成功させている。同ポジションの牧全(26)がケガで離脱中で、チームにとって貴重な存在になりそうだ。

10月6日のシーズン開幕へ、チームは23、24日には川崎ブレイブサンダースとの練習試合(札幌・北海きたえーる)を予定している。【浅水友輝】