開幕まであと1年。各種目の選手たちが2020年東京オリンピック(五輪)への思いを語った。
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<サッカー>
▼森保一・男子日本代表監督 あと1年しかないという思いだ。金メダルを取り、皆さんに笑顔になってもらいたい。団結して最後まで戦い抜く姿勢を見せたい。
▼高倉麻子・女子日本代表監督 金メダルを取れるように、頭と体をフル回転させていく。男女のサッカーが日本のスポーツを引っ張っていく存在になれるようにしたい。
<ソフトボール>
▼宇津木麗華・日本代表監督 気持ちが落ち着かない自分がいる。1年後にどうやって勝つか。これから切り替えていかないといけない。
▼山田恵里(日立) ソフトボールにとっては12年ぶりの五輪になる。金メダルは自分たちに与えられた使命だと思っている。
<テニス>
▼錦織圭(日清食品) 少しずつ気持ちも高まっている。(銅メダルを獲得した)前回のリオデジャネイロ五輪よりいいメダルを取りたい。シングルスが最優先だが、男子ダブルスにも出たい。
<バドミントン>
▼奥原希望(太陽ホールディングス) 目の前の試合で自分らしくプレーすることだけに集中してやっている。それを継続した先に結果が付いてくる。
▼永原和可那(北都銀行) まだ自分たちの納得のいく試合ができていない。この1年でしっかり自分たちのプレーを最後まで出して、結果が付いてきたらいい。
▼松本麻佑(北都銀行) 残り1年っていう実感はあまりないけど、五輪を見過ぎず、自分たちのプレーに集中して1つ1つ戦っていけたらいい。
▼遠藤大由(日本ユニシス) 五輪は1回出ると、もう1回と思わせてくれる大会。あと1年、気を引き締めて戦い抜きたい。
<フェンシング>
▼見延和靖(ネクサス) 世界選手権ではメダルを取れなかったが、五輪と相性が悪いわけではない。1年後に大きく取り上げられるように頑張る。
<ハンドボール>
▼石立真悠子(三重バイオレットアイリス) 一日一日を積み重ねることで東京五輪にたどり着く。毎日ステップを踏みながら、自分たちの力を伸ばしたい。全てを懸けた1年にする。
<ラグビー>
▼中村知春(アルカス熊谷) 東京五輪が集大成として笑って終われるように、必死の覚悟を持って残り1年に臨んでいきたい。
<陸上>
▼大迫傑(ナイキ) まずは(9月15日の)五輪代表選考会。しっかりチャレンジしていきたい。
▼設楽悠太(ホンダ) 頑張るしかない。普段通り生活していきたい。(9月15日の五輪代表選考会は)自信しかない。
▼橋岡優輝(日大) 特別やることは変わらない。しっかり今季をこなすことだけにフォーカスして今は頑張っていければ。
<卓球>
▼張本智和(木下グループ) あっという間に来るんだという感じがする。時間がどんどんと迫ってくる。焦りすぎず、しっかり危機感は持ってやっていきたい。自分の理想の結果になるような五輪が一番。全力でメダルを取りにいきたい。
▼伊藤美誠(スターツ) 日本の(代表)争いは五輪で優勝するよりも熾烈(しれつ)だと思っている。リオデジャネイロ五輪の時は団体に出られるだけでうれしかった。今回はシングルスで優勝を目指している。目の前の試合をやり切り、優勝につなげていきたい。
<カヌー>
▼スラローム・羽根田卓也(ミキハウス) 日本初の素晴らしい(人工)カヌーコースもでき、カヌー熱が盛り上がっている。そういう声や気持ちに精いっぱい応えることができたらなと思う。
<柔道>
▼井上康生・男子日本代表監督 東京五輪に向け、全階級ともまだまだ誰が代表になるか分からない状況だ。(時間が)もう残り少なくなってきているので、1日1日をどれだけ大事に過ごしていけるかがとても重要になってくる。気を引き締めて頑張っていきたい。
▼ベイカー茉秋(日本中央競馬会) リオデジャネイロ五輪の力を超えれば絶対に負けない。東京出身なので思うところもある。
▼高藤直寿(パーク24) 五輪まで1年という実感がなかなか湧いてこない。まず世界選手権があるのでしっかり勝って、世界チャンピオンとして五輪に臨みたい。
▼ウルフ・アロン(了徳寺大職) 来年の五輪に出場して優勝するのが最終目標だが、今年の世界選手権を取らないことには五輪の出場も見えてこない。
▼新井千鶴(三井住友海上) 東京五輪で金メダルを取ることが最終目標。直近の世界選手権から1つ1つ勝っていくことで近づく。1年はあっという間だと思う。
▼芳田司(コマツ) 世界選手権が始まったら、五輪は本当にすぐという感じ。1年はあっという間なので、1日1日を丁寧に過ごしたい。
▼渡名喜風南(パーク24) 五輪まで全ての試合で優勝していけば、代表になれると思う。代表になったら隙のない試合をしたい。
<空手>
▼喜友名諒(劉衛流龍鳳会) 本当にちょっとずつ近づいてきたなという感じがする。五輪代表に決定したらまた違う気持ちになると思うが、まだ出場を目指してやっている段階。1日1日を無駄のないように過ごしていきたい。
▼清水希容(ミキハウス) 緊張感がすごく増している。自分に重圧をかけながら試合経験を重ねたい。そこを超えていかなければ五輪を迎えたときに闘えない。
▼植草歩(JAL) あっという間だ。五輪までまだ変わらないといけないことがたくさんある。空手だけではなく、素晴らしいアスリートにならなければいけない。もっと貪欲になる。
<体操>
▼谷川翔(順大) 五輪まであと1年で、できることは限られている。6種目全部でミスしないと(周囲に)思われるレベルになりたい。
<競泳>
▼渡辺一平(トヨタ自動車) もうあと1年しかない。この1年間、無駄に過ごしている時間はない。ライバルに負けない強化をしっかりやっていきたい。
<アーティスティックスイミング>
▼乾友紀子(井村ク) 時間は限られているが、やり残したことがないようにしたい。まだ成長できるところはたくさんある。まだまだ上を目指していける。
<飛び込み>
▼寺内健(ミキハウス) 早い段階で出場を決めることができたが、これで終わりではない。今までで一番の結果を求めて、この1年間過ごしていきたい。
<ゴルフ>
▼今平周吾 まだ(五輪ランキングが)変わってくると思うが、今年の感じでいけばチャンスはあるんじゃないのかなと思う。
▼鈴木愛 出るだけではなくて、いい成績を残したいと思っている。出ることを前提で調子を上げていきたい。改造前だけど、ジュニアで回っていて知っているコース。他の国の選手より有利。
▼比嘉真美子 厳しい位置だけど、1%でもチャンスがあるなら全力で頑張りたい。それを目指してこそプロである意味がある。ベストを尽くす。
<バレーボール>
▼石川祐希(パドバ) 五輪で試合ができるのはすごく楽しみで幸せなこと。時間はあるようでない。最高の準備をして、不安なく自信を持って戦える気持ちをつくって臨みたい。
<スポーツクライミング>
▼楢崎智亜(TEAM au) 五輪が迫っているなと感じる。一番大きな舞台で自分が一番強いと証明したい。
▼野口啓代(TEAM au) 五輪で一番いいパフォーマンスをすることがゴール。五輪につながるように(調子を)上げていけたら。
<レスリング>
▼レスリング・土性沙羅(東新住建) もう1年か。(金メダルを取った)リオデジャネイロ五輪から早かった。最後は自分が笑っていられるように頑張りたい。