今季からカップルとなった深瀬理香子(22=大東大)張睿中(22=カナダ)組が58・13点を記録し、14位発進となった。85・95点のマディソン・ハベル、ザカリー・ダナヒュー組(米国)が首位に立った。

国際スケート連盟(ISU)公認の初めての得点が出て、深瀬は「特に私が緊張していた。彼が落ち着いていて『大丈夫』と言ってくれた。一緒に滑っていると安心する。私は彼がリードしてくれて、ステップする方が安心できる」とほほえんだ。

RDは「ラ・ラ・ランド」。序盤のツイズルで出来栄え点がマイナスになるなど課題も見えたが、演技を終えると納得するようにうなずいた。深瀬は「こっちに来てからの練習が少しうまくいっていなくて、不安だった。(拠点の)カナダでやってきたことが、少しはここに出てくれて良かった」と安堵(あんど)した。