新型コロナウイルスの影響で史上初の無観客開催は、京都が制した。

この日、歓声はなく、音楽と会場アナウンスのみが鳴り響いた。ジンバブエ出身のジュリアン・マブンガ(30)は先発出場。約30分プレーし、3点シュート1本を含む計19点を奪った。勝利したものの「ファンがおらず、ホームのアドバンテージを受ける試合ではなかった」と物足りなさをにじませた。

試合に先駆けて、12日に自身のツイッターで「他のバスケ選手と話をしているなか、私だけではなくたくさんの選手が試合をすることをとても心配しています。無観客試合だとはいえ。日本は観光客がたくさん出入りする国。検査をしないで開始する状況はどうなんだろう」とリーグ再開に疑問を呈していた。

その真意について「今後どういうことが起こるかわからない。リーグ(再開)は様子を見て判断すべき。イタリアでも感染者が少なかったが、試合を強行突破して拡大した。そういう状況を踏まえて開催を判断すべきだったと思う」と日本での感染拡大を懸念していた。

会場の大型モニターにはファンからのラインの応援メッセージを表示。「本来であればファンの前でプレーしている。こういう状況のなかで、ああいうメッセージが見られて、ファンの方が応援してくれているというのが知れたので、すごくいい試みだと思います。ただ、日本語だったので理解できるものは少なかったです」と笑った。【南谷竜則】