高校ラグビー出場校63校に 枠増えた3県の近況は

日本ラグビー協会は1日、20年度に第100回を迎える全国高校ラグビー大会の出場校を63校にすると発表した。

同大会は例年12月27日に大阪・花園ラグビー場で開幕する冬の風物詩。第91~99回までの各都道府県予選を集計し、参加チーム数の多い上位3府県(愛知、埼玉、福岡)に、それぞれ出場枠1を与えることも発表された。

出場枠が2となった3県の、近年の状況をまとめた。

◆愛知 日本代表NO8姫野の母校である中部大春日丘が中心の勢力図。同校は花園7大会連続出場中で、19年度の愛知県予選決勝でも87-0と西陵を圧倒した。名古屋市立の西陵は、西陵商時代の96年度に花園初優勝を果たした伝統校。19年度は旭野、名古屋も県4強入りを果たした。

◆埼玉 近年、多くの実力校がしのぎを削っている。昨年度は進学校の県浦和が6大会ぶりに花園出場。決勝で県浦和に17-29と惜敗した川越東は、20年1月の新人戦県大会を制した。17年度に花園初出場を果たした昌平、花園準優勝経験を持つ正智深谷、パナソニックSO山沢の母校である深谷など、激しい争いが予想される。

◆福岡 7大会連続で花園4強以上を記録している東福岡が、盤石の強さを誇っている。追うのは花園出場経験もある筑紫や、日本代表WTB福岡の母校である福岡、15年W杯日本代表WTB山田を生んだ小倉、福岡工、東海大福岡など。全国でも有数の激戦区となっている。

第100回大会で従来の51校に加えて選出される、12校の決定方法は以下の通り。

〈1〉全国9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)に1チームずつ、計9チームの出場枠を与える。各ブロックでのチーム選出にあたっては、各都道府県の第100回大会予選大会において2位になったチームで予選を実施し、決定する(従来、出場校が複数の東京、大阪は1チームを事前に決定しておく)。

〈2〉第91~99回までの各都道府県予選を集計し、参加チーム数の累計が多い3府県に出場枠1を与える。合同チームは、構成する学校数にかかわらず、1チームとする。チーム数が同数の場合は、第99回大会の予選参加チームの多い府県を上位とする。なお、特別枠として複数の代表が選出される北海道、東京、大阪は除く。※愛知、埼玉、福岡にそれぞれ出場枠1を与える。