女性問題で2カ月半の活動停止処分が明けた競泳男子の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、5カ月ぶりの復帰レースに臨んだ。予選4組4レーンで登場して4分14秒98。同組1着でフィニッシュした。

<瀬戸大也の女性問題経過>

◆昨年9月23日 「デイリー新潮」で女性問題が報じられる。

◆同24日 マネジメント会社を通じて「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪のコメントを発表。

◆同30日 ANAから所属契約を解除される。また日本オリンピック委員会「シンボルアスリート」と、東京五輪競泳日本代表主将の辞退を申し入れる。

◆同10月2日 「味の素」から広告出演契約を解除される。

◆同6日 日本水連の常務理事会で日本代表主将辞退と、日本短水路選手権の出場辞退を了承される。

◆同12日 都内の日本水連で約1時間、倫理委員会の事情聴取を受ける。

◆同13日 日本水連が「年内の活動停止」などの処分を下す。

◆21年1月1日 活動停止の処分が明ける。

◆同8日 復帰レースとしてジャパン・オープンで3種目にエントリー。

◆同11日 マネジメント会社の公式HPで「昨年は、私の行動で多くの方々にご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。処分中に家族、水泳連盟、JOC、その他たくさんの方々とお話をさせていただき、自分を振り返ることで、いかに自分が恵まれた環境にいて、身勝手な考えをしていたかを痛感しました」と謝罪のコメントを発表。