22年1月に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」1部、埼玉パナソニックワイルドナイツは13日、15、19年W杯日本代表WTBでOBの福岡堅樹氏(29)がアンバサダーに就任すると発表した。

春に順大医学部へと進学し、現役引退した福岡氏は「私のプロラグビー選手としての5年間を支えてくれたこのワイルドナイツに、今度はアンバサダーとしてこれからも携われること、本当にうれしく思います。このチームの持つ素晴らしい文化や魅力を多くの方々に知ってもらえるよう、アンバサダーとしての仕事を通して、チームに恩返しをしていきたいと思います」と決意を表明した。

チームはこの日、新シーズンの新体制を発表。スクラムコーチ兼チームコーディネーターを務めていた、元日本代表の相馬朋和氏(44)が退団する。相馬氏は10月から母校の帝京大で指導に携わっており「選手として13年、コーチとして8年。これまでお世話になった皆様に、心から感謝しております。ワイルドナイツで過ごした日々は、私の宝物です。ワイルドナイツで得た全てを、次世代を担う若い仲間たちに伝え、託して参りたいと思います」とコメントを寄せた。