バスケットボール男子Bリーグの島田慎二チェアマンが11日、都内で記者対応し、開幕2節を終えた時点での平均入場者数についてB1が3626人、B2は1766人だったと明かした。いずれも昨季平均の2倍近い数字という。
今季ここまでの平均入場者数は、コロナ前でリーグ全体の入場者数が右肩上がりに伸びていた19-20年シーズン開幕時を上回る。7、8日に行われたアルバルク東京-千葉ジェッツ(国立代々木競技場)はB1の人気チーム同士による対戦でもあり、連日9000人前後の大観衆が詰めかけた。それでも島田チェアマンは、「伸びているところは伸びているが、それほど伸びていないところもあった」。リーグ全体を俯瞰(ふかん)し、手放しで喜んではいなかった。
A東京が今季から本拠地とする国立代々木競技場や、琉球ゴールデンキングスの沖縄アリーナのような大規模会場での開催が3年前はなかった。それを踏まえて「単純に比較はできない」としたうえで、「一定の数字は残せたとの安堵(あんど)がある一方で、全体的に底上げされているというよりはまだ一部のクラブが引っ張っているというのが現状」と分析した。
26年からスタートする新B1を目指すクラブには、1、2次審査で平均4000人の平均入場者数を求める。それだけにチェアマンは「予断を許さない状況と感じている」。厳しい口調で話した。


