アーチェリーの2023年ナショナルチーム選考会の最終日は6日、東京・夢の島公園アーチェリー場で行われ、今夏の高校総体を制し、10月の全日本選手権で準優勝した17歳の新星、斉藤史弥(大垣西高3年)が、堂々の5位(シード3選手のぞく)で来年のナショナルチーム入りした。

前半はスコアを伸ばせず、一時は圏外で苦しんだが、後半に本領発揮して上位に浮上した。「午前中は技術的には問題なかったけど、10点になかなか入らなくて少しイライラした。みんなから“どうしたの”と言われて、午後は最大限の力を出し切ろうと気持ちを切り替えた」

全日本準優勝の反響は想像以上だったという。学校に戻ると祝福の嵐で「すごかった。うれしかったですね」。それでも「練習は何も変えることなく、いつも通りにやりました」。ナショナルチームに入ったことで、パリ五輪出場も視野に捉えた。「最後の最後に体力が切れたので、体力面のアップと安定したフォームにつなげるための筋力アップをこの冬は頑張りたい」と、前を向いた。【首藤正徳】