9月開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会で2大会連続出場が懸かる日本代表のプロップ具智元(ぐ・じうぉん、28=コベルコ神戸スティーラーズ)が、スクラムの柱として主導権をたぐり寄せる。
15日の強化試合「リポビタンDチャレンジカップ2023」のオールブラックスXV戦に向け、14日は会場の熊本・えがお健康スタジアムで前日調整。先発のFW第1列が稲垣啓太、堀江翔太(ともに埼玉パナソニックワイルドナイツ)、具の並びとなるのは、過去最高の8強入りした19年W杯日本大会以来となる。
スクラムに関して「今、練習ではずっと堀江さんと組んでいる。いつもサポートしてくれる。1人になることがなく、常に8人で組んでいる感覚。今までで一番いい感覚で組めています」と手応えをにじませた。
日本代表で構成する「JAPAN XV」の一員として臨んだ8日の第1戦(東京・秩父宮ラグビー場)は後半6分の途中出場。チームは前半終了間際にスクラムのペナルティーからPGで失点し、試合も6-38で敗れた。
大分・日本文理大付高出身の具にとっては、23年唯一の九州での代表戦となる。長谷川慎コーチの指導で築いてきた日本のスタイルを信じ「真っすぐ、8人で組めば、もっといいスクラムになる」と先頭に立って体現する。【松本航】


