初出場の小方颯(20=イトマン港北)は1分57秒82で8位だった。

ジュニア時代から注目されていたホープ。予選で自己ベストに約0秒3に迫る1分57秒88で全体3位。準決勝は1分57秒06の自己ベストで全体5位と、6位の瀬戸を上回った。決勝は1分56秒台を狙っていたが、逆に準決勝よりもタイムを落とした。

「自分がまだ世界で通用する力を持っていないことを感じた。決勝では雰囲気にのまれた。でもパリオリンピックの前年にこの経験ができたことは大きい」と前向きにとらえていた。