21年東京オリンピック(五輪)卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏(34)が18日に静岡・浜松修学舎中、同高の卓球部を熱血指導した。

「部活生の強さひきだすプロジェクト RiseUP」でトップアスリートによる特別指導が実現。同プロジェクト4回目の今回は、金メダリストが未来の日本代表候補たちを指導した。

午後2時から練習スタート。水谷氏は冒頭、別室からモニターでチェック。その後、水谷氏のサプライズ登場に驚きと興奮に包まれ、「キャー」と女子選手が興奮。男子選手は「まじかよ、やばい」と絶叫した。

水谷氏は、丁寧に指導を続けていった。水谷氏のサーブを受ける練習メニューもあり、歓声と笑い、拍手が卓球場に響き渡った。

約1時間の“授業”後に、水谷氏からとっておきの“金言”が授けられた。

「勝つために重要なことが3つある。1つは練習環境。ここは卓球台もたくさんあって素晴らしい環境だ。2つ目に、ともに上を目指すライバルの存在も大切。3つ目に指導者ですね。今福さん(水谷氏の恩師でもある総監督)についていけば間違いありません。しかし、強くなるためには、誰よりも努力する意思がないと絶対に強くはなれない。五輪でメダルを取る選手って、命を懸けて意識を高く持って励んでいる人」

後半は、トップアスリートの食事管理も担当する栄養士による、スポーツ栄養講座が行われた。

このプロジェクトでは、今年に入り、サッカー元日本代表DF槙野智章氏が花咲徳栄高女子サッカー部を、ハンドボールの土井レミイ杏利が母校の浦和学院高ハンドボール部を、バスケットボール元日本代表主将の篠山竜青が桐光学園高バスケットボール部を、それぞれサプライズ訪問し指導した例がある。